初参戦の内柴正人「呼んでもらった小見川先輩に感謝」【QUINTET】

会見中、無念さをにじませていたリーダーの小見川(右から2人目)も最後にやっと笑顔を見せた

小見川「試合をしてまた気付いたことがある」と4人に感謝の言葉


 内柴は試合後の会見で「1人抜いて次につなぎたかった。もう少し勉強してきます」と世羅との試合を振り返った。

 また久々の観衆の前での試合については「呼んでもらった小見川先輩に感謝している。僕とメンバーとして戦ってくれたみんなにも感謝している」と話した。

 現在、内柴は熊本にある温泉で働いているのだが、今後については「本業のつる乃湯の社長が“まずは仕事を覚えるまで頑張れ。それがイッパシになったら2回目、3回目があるんじゃないか”ということを言ってくれているので、今回は1回ここで感謝の気持ちを持って仕事に帰ります。今回は小見川先輩に九州の練習環境とかを整えてもらって、遠く心が離れた柔道の仲間たちが練習環境を与えてくれて今日を迎えられた。仕事をしながら、柔道とグラップリングと柔術、この3つを文武両道という形でやっていきたい」と話した。

 チームリーダーの小見川は最後に「こうやって試合をして、また気付いたというか、分かっているんだけどまた気付くというか…。人生って1回切り。その1回切りを悔いなく生きるということがすごく大切なんだということを試合をやってまた気付いた。負けたけど、次にどうすればいいか。そして人間というものは大きくたくましく強くなっていくんだなと感じました。本当にみんなありがとう。みんなからそういうふうに学んだと思います」とこの日ともに戦った4人に呼び掛けた。
「QUINTET FIGHT NIGHT5 in TOKYO」(10月27日、東京・後楽園ホール)
◆第1試合「TEAM CARPE DIEM」vs「TEAM WOLF」
△先鋒・岩崎正寛(8分ドロー)先鋒・グラント・ボグダノフ△
△次鋒・世羅智茂(8分ドロー)次鋒・内柴正人△
△中堅・竹浦正起(8分ドロー)中堅・伊藤盛一郎△
△副将・白木大輔(4分ドロー)副将・小見川道大△
○大将・橋本知之(判定3-0)大将・森戸新士●

◆第2試合「TEAM TOKORO Plus α2nd」vs「TEAM ONEHUNDRED」
△先鋒・小谷直之(8分ドロー)先鋒・八隅孝平△
△次鋒・今成正和(8分ドロー)次鋒・寒河江寿泰△
○中堅・中村大介(54秒、アームバー)中堅・伊藤健一●
△中堅・中村大介(8分ドロー)副将・樋口翔己△
△副将・所英男(8分ドロー)大将・宇野薫△
※大将・金原正徳の1人残しでTEAM TOKORO Plus α2ndが勝利

◆第3試合 Special Single Match 8分
ハイサム・リダ(ガーナ)(54秒、アキレス腱固め)イゴール“ファットニンジャ”タナベ(ブラジル)

◆第4試合 Special Iron Man Match 8分
○桜庭和志(フリー)(1-0)杉浦 貴(プロレスリング・ノア)●

◆第5試合 決勝「TEAM TOKORO Plus α2nd」vs「TEAM CARPE DIEM」
△先鋒・金原正徳(8分ドロー)先鋒・岩崎正寛△
○次鋒・小谷直之(6分2秒、三角絞め)次鋒・世羅智茂●
△次鋒・小谷直之(8分ドロー)中堅・白木大輔△
△中堅・中村大介(8分ドロー)副将・竹浦正起△
△副将・今成正和(8分ドロー)大将・橋本知之△
※大将・所英男の1人残しでTEAM TOKORO Plus α2ndが勝利
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