ついに完成!長谷川慎&後藤拓磨の夢のスニーカー



「思い描いた以上のものができた」


 長谷川慎&後藤拓磨と、シューズブランドの「K·SWISS」とのコラボレーションがついに完結だ。2019年3月に本格始動したプロジェクトは年明けにファーストサンプルが完成して、実物の制作段階へと進んだが、新型コロナウイルスの影響を真っ向から受けて、立ち止まってしまった。そして先日、予定よりも大幅に送れたが、ようやく完成品を長谷川と後藤に届けることができた。

 K·SWISSの笹尾哲平氏が待ちわびたスニーカーを大切そうに取り出すと、2人の顔がいっぺんに明るくなった。「格好いい」「光る感じがいいね」と、自分たちが形にしたデザインを確認するかのように同じフレーズをつぶやく。が、表情は何倍もキラキラしている。

「スニーカーを作るという経験は、アーティストとして活動していく中で経験できないことでした」と後藤。「どの型がいいとか配色をどうするとかいう話から完成まで持っていけたのはうれしいです。シンプルだけど、見方によって派手なところもあってなかなか見ない一足になったと思います。想像以上です」。

 長谷川は、シューズを自分の足に合わせてみたりと履きたい気持ちが抑えられない。「いろいろあって時間がかかっちゃった。どんなふうになっているのかなって待ち遠しかったこともあって……。自分たちの思い描いた以上のものができたので満足しています」と、笑顔を見せた。

 リフレクターの具合にライブ映えしそうと話していた2人。近いうちに世界に2足しかないスニーカーで踊る姿も見られる……かも?
「K-SWISS「CR-TERRATI」をベースモデルにアレンジしたオリジナル仕様」