斎藤裕が朝倉未来の「クセ伝えて」に「ありがとうございます、とお伝えください」【RIZIN.25】
この日は上田将勝と3分間のグラップリングのスパーリング
腕十字を狙う動きを見せる斎藤
朝倉の左のキックについては織り込み済み?
この日は斎藤の前に朝倉も公開練習を行った。朝倉は練習後の会見で自らのクセとして「左のローキックから入ることが多い」として「それを斎藤選手に伝えておいたほうがいいかもしれない」とコメント。これを聞かされた斎藤は「インローですか? 分かりました。ありがとうございます、とお伝えください(笑)。そんなこと言ってたんですね。面白いですね(笑)」と一笑に付す。もっとも「左の蹴りが得意というのは過去の試合を見てもそうだと思うので、蹴ってくるんだろうなとは思っている」とそれは織り込み済みのよう。
これまでの修斗の試合では、試合前から舌戦や心理戦が繰り広げられることはほぼなかったのだが、今回の状況については「正直言うと、すべての彼の発言を追っているわけではないので(笑)。やり取りにはなっていないような気はします(笑)。自分から“なんて言ってるんだろう?”って探すようなこともないですし。自然に耳に入ってくることはありますが、そこまで自分を乱すことはないと思っています」と泰然自若。
タイトルがかかった一戦ということについては「フェザー級初代王座なんで、この先ずっと名前や試合映像が残っていくと思う。タイトルマッチはやりたくてできるものでもない。このチャンスは逃したくない」と意欲。そして「大阪城ホールも初めてですし、戦前の注目度というか、いろいろなところで盛り上がっているみたいなので、いい試合、いい作品にしたいという思いはある。気負わずに自然体で行ければ」と話しつつも「どの試合も一緒だと思っている。全部大事な試合だと思っている」とも話した。