朝倉海vs堀口恭司の1年4か月ぶりの再戦がついに決定【RIZIN.26】

堀口はZOOMで会見に参加

堀口「いつでも準備はできている」


 この日の会見には朝倉が会場で、米国在住の堀口はZOOMでの参加となった。

 堀口は「前回、KOで負けたんで、今回はやり返したい。見ていてください」と簡潔な言葉でこの一戦への決意を見せた。

 現在のコンディションについては「試合に向けてのコンディションはできている。夏場くらいから本格的な練習をしている」と語った。堀口のコンディションについては会見後の囲み取材で榊原信行CEOも「堀口選手とはケガの回復も含めて常々話をしていた。ベストコンディションで戦ってほしいので、“大晦日で1試合挟んで来年のほうが良ければ、無理をしないでくれ”と言ったが“朝倉海一択でお願いします”というのが彼の回答だった。海も“堀口選手がまだだなと思っているのに出てくるのは嫌だ。やる以上は堀口選手が言い訳をできない状況で出てきてほしい”と言っていたので、大晦日だからといって無理強いをしたわけでは全くない。マイク・ブラウンも堀口(のコンディション)には太鼓判を押している。僕らが知らない“ニュー堀口恭司”として戻ってくるという自信があるのではないか」と語っている。

 朝倉については「この間の朝倉選手の試合は見ている。すごく成長していると思う。やっぱり強い選手だなと思います」。1年4か月ぶりの実戦については「いつやろうがマイナスとは思っていない。去年1回試合を飛ばしてしまっている。海選手には待ってもらっているので、そんなに待たせるわけにもいかないので、今回、試合をすることに決めた。ダイレクトリマッチという形になりましたが、自分はいつでも準備はできているので、大丈夫かと思っている」と話した。

 現在、新型コロナウイルスによる入国規制があることから堀口は入国後にPCR検査のうえ2週間の自宅待機期間が設けられる。帰国時期については「未定だが、しっかり動けるように調整していきたいと思っている。セコンドと一緒に入ろうとは思っている。練習環境に不安はない」と話した。