大塚隆史が安藤に1RTKO勝ちし「上の2人、ベルト賭けなくてもいいからやりましょうよ」と不敵なアピール【修斗】

この時点で右足の利かない安藤は戦意喪失(撮影・蔦野裕)

ローで安藤の右足を破壊


 迎え撃つ安藤は“モンスター”の異名を持つフィジカルの強さで修斗バンタム級のトップ戦線で活躍。8月の田丸匠との王座決定戦で1RTKO勝ちを収め、悲願のタイトルを獲得した。

 試合はオーソドックスの大塚に対し、安藤はサウスポー。安藤の前足の右足に大塚が左ロー、右インローを打ち込んでいく。大塚がタックルを仕掛けるが、これはバックステップでかわす安藤。

 その後、大塚が左ローを打ち込むと、しばらく時間が経ってから安藤が右足を気にするしぐさを見せ、ケージまで下がると、そこに大塚が右インロー。明らかに右足に異常が発生した安藤だったが、そこからタックル。しかし威力はなく大塚はがぶってつぶすとフロントチョーク。そしてバックを取ってスリーパーを狙うが、ほとんど動けなくなった安藤はレフェリーに何やらアピール。そのままレフェリーが試合を止めて大塚のTKO勝ちとなった。

 右足を痛めた安藤は立つことができず担架で退場した。