初代女子ライト級王者に輝いた未奈が「私はSBが大好きです」【SB】
この日は首投げで投げまくった未奈(撮影・堀田真央人)
前蹴りで突き放す(撮影・堀田真央人)
「今回はSBルールで勝つということにこだわりました」
3Rは打ち合いから未奈が組み付くも、警戒する溝口は重心を後ろにし、投げは許さない。しかし溝口が前に出たところ、コーナーを背にしながらも未奈は組み付くと首投げでシュートポイント1を獲得。そして残り10秒、2人は足を止めて打ち合うが、ともに決定打を放つことはできず試合は判定となったが、ジャッジは30-25、30-24、30-24と大差で未奈を支持した。
試合後のリング上で未奈は「欲を言えば倒したかったが、溝口選手は強かった。今回はSBルールで勝つということにこだわりました。毎日、練習したくないとかミットを持ちたくないとか言いながら練習に付き合ってくれた会長、ありがとうございました。大晦日に出たいとか海外で試合をしたいとか言う選手がいますが、私はシュートボクシングが大好きで、これからもシュートボクシングで頑張っていきたい。これからもシュートボクシング協会をよろしくお願いします」とSB LOVEで締めくくった。