笠原友希が日本フェザー級王座獲得「他の団体のチャンピオンに負けないように頑張る」【SB】

死闘を制したのは笠原(撮影・堀田真央人)

4Rに笠原がKO勝ち


 3Rはまだダメージが残る笠原に手塚が猛攻を仕掛けるが、笠原はしのぐとパンチで反撃。

 4Rは2人のミドルが交錯。笠原が距離を詰めて左右のフック。手塚はロープを背にガードを固めるが笠原の猛攻は続く。手塚はなんとか回って逃れたものの、笠原は追いかけパンチの連打から最後は左フック。吹っ飛んでダウンした手塚を見てレフェリーは試合を止めた。最後の攻防において、手塚陣営が笠原のヒジ打ちが後頭部に当たったと抗議したが、これは受け入れられず、笠原のKO勝ちとなった。。

 試合後のマイクで笠原は「無事に勝ってチャンピオンになりました。自分はたくさんの方に支えられて、たくさんの応援のおかげでここまでなれた。みんながいないと自分はダメになってしまうので、これからも応援お願いします。自分は親がいないと何もできず、おばあちゃんがいないと何もできない未熟者ですが、たくさんの人に支えられ、兄の背中を見てここまで来ました。これからもっと大きな舞台に立てるように、他の団体のチャンピオンに負けないように頑張ります」と挨拶した。
シュートボクシング「SHOOT BOXING 2020 act.2」(11月28日、東京・後楽園ホール)

◆第7試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり
○海人(TEAM F.O.D)(3R14秒、KO)喜多村誠(ホライズン・キックボクシングジム)●

◆第6試合 SB日本フェザー級(57.5kg)王座決定戦 エキスパートクラスルール 57.5kg契約 3分5R延長無制限R
○笠原友希(シーザージム)(4R1分17秒、KO)手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)●

◆第5試合 62.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原弘希(シーザージム)(判定3-0=30-27、30-27、30-26)ハルク大城(ボスジムジャパン)●

◆第4試合 SB日本女子ライト級(62.5kg)初代王者決定戦 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
○未奈(秀晃道場)(判定3-0=30-25、30-24、30-24)溝口孝湖(WATANABE GYM)●

◆第3試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○村田聖明(シーザージム)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)般若HASHIMOTO(クロスポイント吉祥寺)●

◆第2試合 69.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○村田義光(シーザージム)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定1-1=30-29、29-30、29-29)璃久(志真會舘)●

◆第1試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
△山田彪太朗(シーザージム)(2R2分13秒、ノーコンテスト)田渕神太(国際空手道 拳聖塾)△
<<< 1 2 3