右ハイキック一発で失神KO勝ちの海人が「今年もう一戦できる」と大晦日のRIZIN出場をアピール【SB】
海人のヒザ蹴りが喜多村の顔面に炸裂(撮影・堀田真央人)
3Rに右ハイ一発でKO勝ち
そして3R開始早々、喜多村が前に出たところ、ドンピシャのタイミングで海人のカウンターの右ハイが炸裂。ダウンの瞬間、セコンドからタオルが2枚投げられるほどの強烈なキックに喜多村は失神。海人がKO勝ちを収めた。
海人は試合後のマイクで「シュートボクシングのリングで挨拶できるのが久しぶりですごくうれしい。まだ僕は今年もう一戦できると思う。去年は決まりそうで決まらなかったが、今年、大晦日待ってます。来年もシュートボクサーたちをよろしくお願いします」と大晦日のRIZIN出場をアピールした。
海人は試合後の会見でフィニッシュとなったハイキックについて「ずっと練習していた。今回は3R目に、入り際に蹴ろうと思っていた」などと振り返った。この日は1R目からアグレッシブに攻め込んでいたのだが「こういっては失礼ですが、僕はこのレベルではないということをみんなに分かってもらいたかったので1Rから潰しに行った。こういうレベルの相手では僕の相手はダメですよ、ということはシュートボクシング協会の皆さんにも分かってもらえただろうし、これから対戦していく相手にも、そういうことを分かってもらえたと思う」などと話した。