M-1グランプリ2020のファイナリスト決まる! 見取り図、マヂカルラブリー、ニューヨーク、錦鯉ら9組
ニューヨーク。左から、嶋佐和也、屋敷裕政
ニューヨークは2年連続でファイナリスト。屋敷裕政は「去年松本(人志)さんにツッコミが好みではないと言われたことを忘れた日はなかった。今年はツッコミの子がいいねとほめられたい。キングオブコントでお会いした時にはコントはおもしろいけど漫才はめちゃくちゃおもしろくないと言われ、リベンジしたいという気持ちがあったので、やっと土俵に立てる」。嶋佐和也は「すべてぶっこわす!」と柔らかく宣言。「去年不発だったので、今年は大爆発!」と付け加えた。
マヂカルラブリーは、2017年以来2回目の決勝進出。野田クリスタルは「いつか決勝に戻って雪辱を晴らしたいなと思っていた。(2017年は)本当に負けたんです、ガチ負けした。リベンジを果たしたいと思って何度も挑戦してきました。今日、名前を呼ばれた時に、うれしいと思うとともに、あの時の恐怖が蘇った。僕らだけ、そんなに喜んでなかったです。またあそこに送り出されるのかと」。
村上も「急に心臓の音が自分の耳で聞こえるようになって、ドクドクいいだした。たぶん脳のどこかに入れてたのが出てきたんだと思う」
マヂカルラブリーには他ファイナリストとは違う壁もある。秘策はあるかと聞かれ、野田が「とりあえず、スベったとしても、なるべく脱がないようにしたい。追い詰められたら、またそういう事態になってしまうかもしれない」。すると村上も「追い詰めないで下さい」とお願い。ネタの内容について聞かれると、野田は「あの時よりも、もっと好みじゃなくなっている……。でも、ウケれば点数を入れてくれる人。文句なしにウケればいいのかなと思っている」と自信をにじませた。
マヂカルラブリー。左から、野田クリスタル、村上