メインで対戦のバズーカ巧樹と大谷翔司が一触即発【REBELS.69】
セミで対戦するT-98(左)と松倉
初参戦の松倉「腹くくる」、対するT-98「本能のまま戦う」
セミファイナルでは73.5kg契約で元ラジャダムナン認定スーパーウェルター級王者のT-98(クロスポイント吉祥寺)とWPMF世界スーパーミドル級王者の松倉信太郎(TRY HARD GYM)が対戦する。松倉はREBELS初参戦となる。
松倉は「ヤンキーの文化なのか分からないけど、“殺るか殺られるか”とか“負けるんだったらKO負けで”とかいう選手は多いけど、そこまで腹をくくってリングに上がれている人は少ないと思っている。格闘技を引っ張っているような有名な選手はそういうことはできているのかなと思っているので、僕もどこまでそういうものを見せられるかは分からないが、明日は腹をくくってそれを皆さんに伝えられるような試合をしていきたい」と覚悟の参戦。
試合については「展開的にはT-98選手は体が強くて、プレッシャーが強くて、ガンガン前に出て、それで僕が倒されるか、僕が自分の戦いをして勝つのかという展開になるかと思うが、僕はきれいに倒すことが理想的。階級が重い選手に多いと思うが、前進してガチャガチャしてという試合が多い。重い階級でも軽量級みたいなテクニックやきれいさを出していくのも大事じゃないかと思っているので、そういう意味も含めてきれいなKOを目指している」と話せば、T-98は「俺はフィジカルを生かして、がちゃがちゃしてごりごりして勝ちたい」と返した。
またT-98「やれることはすべてやってきたので、明日はそれを相手にぶつけるだけ。明日はメインの試合には勝利者賞があるが、セミにはないので、思わずポケットマネーを出してしまうようなものすごい勝ち方をしたいと思う。明日は細かいこと考えずに本能のまま戦う」と語った。