ポスティングの巨人・菅野は残留も視野に年内結論
プロ野球巨人は12月8日、菅野智之投手(31)が米大リーグ球団と交渉するためポスティングシステムの申請を行ったと発表した。
会見で菅野は「ホッとしている気持ちと、この先どうなっていくか分からないので、不安も多少ある」と話した。菅野の大リーグへの夢は巨人入団前からのもの。この日もツインズの前田やエンゼルスの大谷らの名を挙げ、「年齢的にも残されたチャンスは少ない。いろんな日本人が活躍しているのを見て、単純に一野球人としてそこでプレーしたいと思った」と語った。
もっとも来季も巨人でプレーする選択肢を持ちながら、話し合いを進めていくとのことで「交渉できる権利をもらったので、まずは話を聞いてみて。そこからイメージが湧くんじゃないかと思う」と語った。年内に結論を出したい意向で「いろんなことが手に付かない状態で、正直今でも悩んでいる」と揺れる胸の内を明かした。