12・27後楽園で「D王 GP」優勝をかけて戦う竹下幸之介と秋山準が火花【DDT】

雪辱を誓う竹下

竹下「やれることはやった自負はある」


 竹下は「KO-D無差別級のベルトに何度も戴冠して、防衛記録も持っている。遠藤が、僕が3年間でやろうとしてできなかった『プロレス大賞』(東京スポーツ新聞社制定)の三賞の一つ(技能賞)を獲るということを成し遂げた。その遠藤と再びベルトをかけて戦いたい。それが今のタイトルマッチに臨むモチベーションです」と遠藤にライバル心を燃やした。

 それに関して、秋山は「(DDTに)コーチとして来たとき、DDTの選手のなかから三賞を獲らせたいと。僕が何をしたというわけじゃないけど、遠藤選手が技能賞を獲って。それを見て、ほかの選手には目の色を変えてほしい。プロレスやってる以上、そこを目指してほしいし、目標は高くもってもらいたい。51歳の僕が先頭に立って、優勝という目標を掲げたい」と発言。

 竹下は11・3での秋山戦で敗退して、迷いを見せていたが「この1カ月半くらいで答えが見つかるほど簡単なものではない。もがき苦しみながら戦い抜いた『D王 GP』だった。やれることはやった自負はある。自分が間違っていたのか正しいのか、リマッチで、(変わったかどうかの)答え合わせをしたい」とコメント。