暫定王者となった小林愛三「ここで立ち止まっているわけにはいかない」【RISE】
ワンマッチで対戦する小林愛三(右)と田渕涼香
決勝の相手の陣内がケガで欠場。空手王者・田渕と対戦
「RISE144」(12月18日、東京・後楽園ホール)の前日計量が12月17日、東京都内で開催された。
女子ミニフライ級戦(-49kg)に出場するAKARI(TARGET)が1回目の計量で0.5kgオーバーだったものの、前日会見後に行われた再計量では48.95kgと0.5kgアンダーで計量をクリア。全選手が規定体重をクリアした。
今大会は当初、RISE QUEENフライ級(-52kg)王座決定トーナメント決勝戦「小林愛三 vs 陣内まどか」がメインとなる予定だったのだが、陣内が練習中に右膝半月板損傷の怪我を負い欠場となり、「不戦勝」で小林が暫定王者に認定された。
今回、小林は第6試合で田渕涼香(拳聖塾)と対戦する。
田渕は空手をベースにしたファイターで、第22回全日本少年少女空手道選手権大会高校生女子軽量級優勝、プロではACCELやS-BATTLEなどに参戦し3戦3勝3KOの戦績を誇る。
RISEの伊藤隆代表は田渕について「なぜ今まで注目されなかったのかと思うくらい、フィジカルもパンチも強く、若くて、侮れない選手。パンチも倒すというより相手を気絶させる非常に強いパンチ。コスチュームも正装が空手着ということで武道家らしい雰囲気を持っている」と評価。そして試合については「愛三選手の実績と田渕選手の勢いという見どころのある試合」などと語った。