暫定王者となった小林愛三「ここで立ち止まっているわけにはいかない」【RISE】

小林愛三

小林「真のチャンピオンとしてベルトはしっかり巻きたいと思っている」


 タイトルをかけた一戦からワンマッチとなった小林は「暫定王者ということで、ベルトを巻くことができたことに対して…悔しい気持ちがないか言えばウソになるが、やはり…真のチャンピオンとしてベルトはしっかり巻きたいと思っているので、ここで立ち止まっているわけにはいかないという気持ちが強いです。ですが、ここまで来れたのは自分一人の力ではない。ここまで来た自分に関わってくれた方々にこの勝利を捧げたいと思っています」と一言一言かみしめるようにコメント。タイトル戦が中止になった時の心境については「正直、“陣内選手という強い選手に勝ってベルトを巻く”と意気込んできたので、それがなくなったというのは悔しかった」と話した。しかし「まず試合ができることに感謝している」と気持ちを切り替え「陣内選手にも試合を見ていてほしいという気持ちが強くなっていいプレッシャーになりました」と話した。

 田渕については「小さいころから空手をやっていたということもあるが、リング上で3人も倒しているので、シンプルに強い選手だと思う」と警戒した。

 そして「この試合に向けて新しく挑戦したこともあるが、今までの積み重ねが大事だということに今回気付いたので、自分に関わって一から教えてくださった方々に教わった技を1個1個丁寧に、思い切り全部出し切りたい」と語った。