朝倉海が2021年にも海外進出の青写真【RIZIN.26】
堀口恭司相手に初防衛戦に臨む朝倉海
大晦日に堀口恭司を相手に初防衛戦
「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する朝倉海(トライフォース赤坂)が12月18日、都内で公開練習を行った。
バンタム級王者の海はタイトルマッチで堀口恭司(アメリカン・トップチーム)を相手に初防衛戦を行う。
この日は兄の未来と1分間のマススパーリングを行った。
練習後の会見で海は「追い込み練習も終えて、調子もよくて、仕上がっているので試合が楽しみ」と笑顔を見せた。
2人は昨夏に対戦し、海が1RKO勝ちを収めている。海は「前回は俺が負けると言われている中での試合だった。それを見返そうという気持ちで臨んだ試合だった。今回は俺が王者で、周囲の評価も五分五分くらいの状況。今回は実力をしっかり見せて倒したい」と語る。
この日は兄とのマススパーを披露したのだが、最近の練習状況については「今回はずっと兄と練習していた。これまでは出稽古中心だったが、最近はトライフォースにいろいろな選手が練習に来てくれて、ここだけですごくいい環境で練習ができているのと、兄貴とのスパーリングを増やすことでもっと強くなれると思ったので。練習量も増えた。朝、ここで練習して、その後にボクシングに行ったりフィジカルトレーニングに取れる時間が増えた」と充実した練習ができているよう。未来との練習での成果については「そこは話したくないが、強くはなっている自信を持って戦える」と語るにとどめた。