Krush Evangelistの石川直生氏「バンタム級王座決定トーナメントは4選手全員が優勝候補」【Krush.120】

準決勝第1試合で対戦する萩原秀斗(左)と橋本実生

橋本「死んでも獲る」に萩原は「シンデレラにかかった魔法を解いてやる」


 準決勝の第1試合は萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)と橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が対戦。

 会見で橋本は「明日はお世話になった皆さんに恩返しできるように、何が何でも死んでも獲る。みんな死に物狂いで獲りに来ると思う。明日は根性の勝負だと思っている。根性で何が何でも勝ちます」とベルト奪取への意気込みを見せた。そして1回戦勝利後は「毎日アドレナリンを全開で出して、これ以上できないというくらい練習してきた。練習中も飯食ってる時も風呂に入っている時も1分1秒もベルトのことは忘れたことはないし、常に思ってきた」と語った。

 対する萩原は「覚悟を持って、日々練習してきた。明日は腹をくくって試合をして、僕がチャンピオンになる。みんな結構調子がよさそう。そんななかでも、僕は絶好調。1回戦の橋本選手はぎらぎらしていて、シンデレラボーイと言われているが、シンデレラにかかった魔法を明日、1回戦で僕が解いてやろうと思っている」と闘志を内に秘め、淡々と語った。1回戦勝利後は「8月からやってることは変わらない。より自分がチャンピオンになるという気持ちを落とし込んで仕上げてきました。練習がきつくて体が動かないときもあったが、3選手の顔を思い浮かべて、絶対に負けないと思って、自分が勝つという気持ちで毎日過ごしてきた」とベルトへの並々ならぬ執念を感じさせた。