広瀬アリスとアインシュタイン、クリスマスの思い出は「ホワイトクリスマス」と「大量の漢方」? 3人で新CM  



 クリスマスの思い出を聞かれた広瀬は、「大人になってからはずっと仕事だなって。クリスマスの日に限って、マネージャーさんがいつもは通らない六本木を車で通ってくれるので、毎年楽しそうにしている皆さんを見て帰るっていう。今年はマンガをいっぱい読みたい」。さらにクリスマスは「明日もまた仕事だ」と思いながら寝ていると話し、「いつか、クリスマスっぽいことをクリスマスの日にちゃんとやりたい。イルミネーションを見るとか」と目を輝かせた。

 アインシュタインの稲田直樹と同じ誕生日のマンガオウコクダーのクリスマスは、ほろ苦い思い出。「好きな女の子がいて、ちょっとご飯を食べに行ったりっていうのがあったんですけど、クリスマスの日に僕の家にケーキを持ってきてくれたんです。確定だ!と思って、その日からすごいアプローチしたらメールが返ってこなくなった。その子の友達に聞いたら、アプローチがすごすぎてオーストラリアまで逃げたと。追いかけたかったんですけど、自転車しかなくて。そういう失敗とかキズも今の俺の活動に息づいている」。今までにもらったプレゼントで印象に残っているのは「大量の漢方」だという。「周りの先輩たちが洋服とかもらようになっていてうらやましかった。僕もそうなれるように頑張ろうと思っていたら、劇場に小包が届いて。僕ももらえるようになったんだと思ったら、大量の漢方だった。身に着けるんじゃなくて、内側からきれいになりなさいと」



 アインシュタインの河井ゆずるは、高所恐怖症にも関わらず、「20歳ごろに付き合っていた彼女に夜間飛行をサプライズでプレゼントしたこと」をあげた。印象的なプレゼントもまたサプライズで、「母子家庭で、歌舞伎町みたいな飲み屋街の雑居ビルの屋上にプレハブが建っていていてそれが実家だったんです。そのビルにはスナックやバーがたくさん入っていて、酔っぱらった人が消火器を撒いたりしちゃうこともあるんです。それこそ二十歳ぐらいの時のクリスマスの日。消火器を撒かれたのを掃除しなきゃならなくて、管理人なのでね。悔しかったり悲しかったりしたんですけど、母親はそれを見てホワイトクリスマスやねって」。

 マンガオウコクダーはそのエピソードを「ロマンチックですね」とかみしめた。

 クリスマス、年末年始と、おうち時間も長くなりそう。「たくさんのマンガを読んでいただきたい」と、河井。

 マンガオウコクダーも「マンガにはいろんな主人公がいて。それぞれの正義があります。教科書や学校では教えてくれない正義を知るためにもマンガを読みましょう」と、メッセージ。

 広瀬は「マンガって学べるものがたくさんあると思う、私もマンガで救われたことがたくさんある。年末年始お時間があると思うのでマンガを読んでほしい」と話した。「まんが王国」内の特設ページでは広瀬がおすすめする作品を紹介している。



アインシュタインは本当に出てる?


 CMは、悪者に襲われた広瀬を、「まんが王国」から来たヒーローのマンガオウコクダーが豪快なキックでやっつけるというもの。ただ、アインシュタインの2人は、ヒネリのある出演の仕方をしている。

 広瀬が「テンポがいいCMなので、撮影もとてもテンポよく、楽しく撮影しました。(マンガオウコクダーも)とても礼儀正しく体を張って頑張っていましたね」と振り返ると、マンガオウコクダーは「体を張ってとかいうよりヒーローだからな……正義のために体は張るもんだ」。キックの部分については「ノンスタントで、自分でやりましたよ。普通ですよ」と胸を張った。広瀬との共演については「とてもきれいでしたよ。手を握っていただくシーンがあるんですけど、こんなにしっかりと広瀬アリスさんをみられるチャンスはないんだろうなと思っていたんですけど、逆光で全然見えなかった」と、残念そうだった。

 河井は自身の出演部分について、「出ているから今日ここに来させていただいている。しっかり見ていただかないと困る」とはいえ、本人も「正直1回目は見逃した」と笑っていた。