K-Jeeがクルーザー級王座を返上。次期王者決定戦は「リーグ戦をやってほしい」と要望【Krush】

Krush王座を返上したK-Jee(左)と中村プロデューサー

K-1王座の防衛戦とスーパーファイトに専念


 Krushが12月22日、都内で会見を開き、初代クルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)の王者返上を発表した。

 K-Jeeは昨年8月に行われた「初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」の決勝戦でRUI(PURGE TOKYO)を破り初代王者に就くと、今年3月に加藤久輝を破り初防衛に成功。11月のK-1福岡大会でK-1 クルーザー級王者のシナ・カリミアン(POWER OF DREAM)に挑戦し、1RTKOで破り、悲願のK-1王座を獲得。2冠王となっていた。

 この日、会見に同席した中村拓己K-1プロデューサーは「K-1王座の防衛戦とスーパーファイトの試合をやっていく中で、Krushのベルトを同時に保持していると、Krushの防衛戦がなかなかできない。他のクルーザー級の選手にチャンスが巡ってこないという状況もある」と返上の経緯を説明した。

 K-Jeeは「次に誰がベルトを獲るか楽しみ」と話し「できればリーグ戦をやってほしい。クルーザー級は試合数が少ない。リーグ戦になれば毎月必ず誰かが試合をすることになる。そうすればみんなにクルーザー級を知ってもらえるし、人気も上がっていくと思う。選手もキャリアが少ないし、たくさん試合をすれば実力をつけていけることもできるし、盛り上げることもできると思う」とK-1ジャパングループのクルーザー級の第一人者として中村プロデューサーに要望した。
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