武尊がボクシング特訓の成果を披露「自分流のパンチにプラスアルファ。攻撃の選択肢が増えた」【K-1】

「タイトル戦は特別」などと語った武尊

「今年は来年、自分が高く飛ぶためにしゃがんだ1年」


 今回対戦するレオナについては「対戦相手としてはお互いにこの相手だったら申し分ないというか、思い切り気持ちよく殴り合えると思う」とし、試合については「タイトル戦は特別だし、これまで何回やったか分からないが、タイトル戦は特に緊張する。相手への恐怖ではなく、自分の立場が奪われる恐怖と戦わなければいけない。今回もその恐怖と毎日戦っている」と話した。

 今年はケガと新型コロナウイルスの影響でわずか1試合にとどまったのだが、来年については「試合はいっぱいしたいが、自分の中で自分が満足できる試合しかしたくないと思っている。そういう試合が1試合でもできれば僕は十分かなと思っている。今年は1試合しかできなかったが、来年、自分が高く飛ぶために今年はしゃがんだ1年だったのかなと思う。今年、試合ができなかった悔しさやケガをした気持ちとか、いろいろなことがあった1年だったし、世間的にもいろいろなことがあった1年だった。夜明け前は暗闇。そこから来年はすごく明るい夜明けが待っているのではないかと思う。最高の1年にするための今年1年だったのかなと思うので、来年は1月の試合を最高の形で勝ちたい。そのあとのことは勝ってからになる。僕のことを応援してくれるファンの皆さんや信じてついてきてくれる人たちに恩返しができる1年にできたらいいなと思っている」などと語った。
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