武尊が那須川天心戦実現へ「中立のリング」にめど
この日、リングサイドで那須川の試合を観戦した
最後に「『K’Festa』で待っています」とメッセージ
希望する時期については「第一にまず自分が1月24日にタイトルマッチが決まっているので、その試合を勝たないと次はないと思っている。それ勝ったあとに時期とかそういうものは決まってくると思うので、今はそれに関しては何も言えない。その試合で、僕は死ぬかもしれないし、命がそこで終わるかもしれないと思ってやっているので、試合後にはいつも予定を入れない。だから試合に勝って、その後にその話ができたらいいと思う」とした。
天心の退場時に2人が接近。そして武尊が那須川に何やらささやいたのだが、それについては「2人だけの秘密です」と語るにとどめた。
また武尊はかねてから「実現できるように動いている」とファンにメッセージを送っていた。「中立のリングを作るために動いていて、それがかなったということか」と問われると「そういうことです。やっぱりそういう実現の仕方じゃないと、僕はこの試合をやる意味がないと思っていたので」と答えた。
武尊は1月24日にレオナ・ぺタスとのタイトル戦が、那須川は2月28日に志朗との対戦が決まっている。那須川が志朗に敗れる可能性もゼロではないのだが、武尊は「僕は1月の試合は絶対負けないし、2月28日の天心選手も絶対負けない。その心配はしていない。信じている」と話した。
そして会見の最後に「一言、天心選手にメッセージがあります。僕も天心選手の試合を見て早く戦いたいなという気持ちが強くなった。天心選手にも僕の試合を見に来てほしい。1月24日『K’Festa』で待っています」と呼びかけた。
今回は武尊の望む「中立のリング」を作るめどが立ったからの行動。2人の対戦に向けて大きな一歩が踏み出された。