染谷将太「職業は織田信長と言っちゃいそう」”熟す” 信長< 麒麟がくる>
明智光秀を演じている長谷川博己が他の登場人物から刺激を受けて来たと話しているが、それは染谷も同じ。
「信長は物語をかき回す役です。光秀にセリフや感情を投げかけ、光秀はそれを受けるという構図が続きます。長谷川さんは、そんな光秀を繊細に表現されていて、個人的には見入っちゃうほどでした。長谷川さんのブレない姿勢も印象深いです。それがあったからこそ、僕も自分のパフォーマンスに専念させていただくことができました」
年が明け、物語のクライマックスとなる「本能寺の変」が近づいてきた。「僕自身もかなり気になっていた」と染谷。
「台本を読んだ際は興奮し、感動しました。それ以上は言えませんが(笑)、すごく鳥肌が止まらなかったです。いろいろな激しい感情がうごめいているシーンになっているので、ぜひ多くの方に見てほしいです」
それとともに、『麒麟がくる』のエンディングへのカウントダウンも始まった。
「年を越えての放送となり、かなり長い道のりでしたが、改めてしみじみ思うのが全44回でひとつの作品だということです。終盤はものすごい盛り上がりを見せるので、見たこともないような世界を見てほしいなと思っています」
『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。