田中圭、キッズインスタグラマーに「すっげー」土屋太鳳は挨拶をど忘れ 映画『哀愁しんでれら』完成報告会

 映画『哀愁しんでれら』の完成報告会が19日、千代田区のイイノホールで行われ、俳優の土屋太鳳、田中圭、COCO、石橋凌、渡部亮平監督が登壇した。

 本来であれば初めて観客に披露する機会だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により配信となった同イベント。社会を震撼させる凶悪事件を起こす主人公の小春を演じた土屋は、田中との共演について「お芝居のことからしょうもない、普通の会話までさせていただいた。寒い撮影の時にあったかい飲み物を買ってきてくださって、ストーブの上であっためて一緒に飲んだり、そういう心遣いが素敵だなって。お芝居はもちろん素晴らしいです!」と力を込めた。
映画『哀愁しんでれら』完成報告会に登壇した田中圭、土屋太鳳、キッズインスタグラマーのCOCO
 小春の運命を狂わせる大吾を演じた田中は、土屋を「カメラが回っている時と回っていない時のギャップがすごい。いままでふぁ〜っとしていたと思ったら、急に『ハァーッ!』ってなるじゃないですか。メリハリがすごい」と独特の表現で称賛。土屋は「作品自体がすごく難しいので、割といろんなことが(頭を)ぐるぐる回っていた中で、圭さんが私の手を握って自分の子どもを説得しているかのように『うん、うん』と話を聞いてくださったのを覚えています」と精神的な支えに感謝した。

 大吾の娘のヒカリを演じたCOCOは、60万人を超えるフォロワー数を持つキッズインスタグラマー。本作が演技初挑戦となるが「初めてのシーンはちょっと緊張したんですけど、皆さんが優しくサポートしてくれたので、次のシーンからは楽しく演技をすることができました」と堂々と挨拶し、土屋と田中が思わず「すごいよ、コッチー」「素晴らしいですね」と漏らすほど。田中は「現場の途中で初めてのお芝居だと聞いてびっくりした。やたらおしゃれだなと思っていたけど(インスタグラマーという)正体を途中で知った」というと、渡部監督から「ずっと現場でCOCOのインスタを見ながら『COCOすっげー』『COCOかっけー』と言っていた」と暴露されるひと幕も。
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