ファイナル大会で日菜太vs海人の日本人大物対決が実現【2.28 REBELS】
シュートボクシングのエース、海人
海人「僕が目指しているのはここではない」
対する海人は「70kgに階級を上げて、やっとかないとダメな相手やと思っていた。僕が目指しているのはここではないので、しっかり勝って世界に行きたい。いい試合をしたいとは思っていない。勝って僕が70kgの時代を作っていこうと思っている。自分の行き先の邪魔になる相手なので、しっかりシュートボクサーの強さも見せて勝ちたい」と語る。
この海人の「日菜太戦は通過点」ともいえる発言について、日菜太は「全然いいと思う。僕も昔、城戸(康裕)さんと日本トーナメントで対戦するときに“城戸さんが目標なわけではない。世界と戦いたい”と言っている。そのくらいの年の時はみんなそう思っている。僕ももう一度、世界に行きたいという思いもあるので、サバイバルマッチだと思っている」と“誰もが通る道”との認識を示した。そして「俺は30代の星になりたい。こんなに長く続けている選手って、周りになかなかいないし、元気のない人が多い中で、30代が頑張って結果を残すということを、これから1年~1年半やっていきたい。今回、赤ちゃんが生まれたんですが、“今回の試合、見に来る?”って奥さんに聞いたら“普通に考えて無理でしょ”と言われた。見に来られるまで負けられないなって思った。この試合は絶対に落としたくない」などと続けた。