吉沢亮「新しい扉、バンバン開いてます」新大河ドラマ『青天を衝け』で渋沢栄一
「挑戦的な役だし、作品」と吉沢。
「ここまで感情をそのまま表に出す裏表のない人物っていうのはやったことないので、新鮮だなと思います。最初のほうは難しいというか苦しかった。形としてはなんとなく想像がつくんですけど、それをそのままやるとキャラクター的すぎてどうしようということだったり、芯の部分を掴めてなかったなと思います。挑戦的な役だし作品なので、今ある吉沢亮では太刀打ちできないところはどうしてもあって。新しい扉がバンバン開いていると思います」 吉沢は「半年近く淡々と撮影を続けている日々なので、今のところ実感がない。みなさんがどういう感想を持つのか、どう思ってくれるのかが非常に気になる」。 完成したばかりだという1話を先日見たそう。第1話には、栄一の人生を大きく変える徳川慶喜との出会いのシーンがある。慶喜は草なぎ剛が演じている。 「草なぎさんの佇まいと言いますか、ご自身が持っておられるオーラっていうのがすごかった。一方的に熱量をぶつけるシーンだったんですけど、慶喜の存在感には負けられないとこっちも熱量が入りました。草なぎさんのおかげでいいシーンになったなという印象です」。 会見中、草なぎがVTRで「吉沢君ともこれから素敵なシーンが生まれるじゃないかと思っている」とメッセージすると、吉沢も「楽しみです」と前のめりだった。
この日、新たに北大路欣也の出演も発表された。北大路は徳川家康として登場する。
脚本の大森美香氏はリモート会見で、「渋沢栄一さんの生きる江戸時代から現代までを一緒に俯瞰して見てくれる方がほしいなと思った。できれば江戸時代のことを知っている人で。江戸幕府がどうできたかは幕府を閉じる上で大切なことだと思っています。その部分を俯瞰して見ていくには、直感で、家康さんにやってもらいたいと思った」と説明した。