武尊のベルトに挑戦するレオナ・ペタス「どれだけ自分が強くなっているのか楽しみ」【3.28 K-1】
武尊戦について語るレオナ
2度の延期は「母のいたずら」と母への思い巡らす
これまで武尊はK-1で無敗を誇り、圧倒的な強さを見せてきたのだが、レオナは過去に武尊に勝てなかった選手と自分との違いについて「今まで武尊選手と戦ってきた選手のなかにも強い選手はいたと思うのが、みんな武尊選手と戦うことに満足してしまって、勝つというところにまで気持ちがたどり着いていなかったと思う。僕は2回の延期があったので、しっかり武尊選手に勝つところまで気持ちを持って行っている」と分析する。
そして試合については「普段通りに来てほしい。僕も武尊選手もこの一戦に賭けているものが多いし、どちらも退かないと思う。どちらかが倒れるという勝負になると思う。僕は倒す覚悟も倒される覚悟もあるので、どうなってもいいかなと思っている」とどちらが勝つにしてもKO決着となることを予告した。
レオナは先日、3月28日という日が昨年亡くなった母の美香さんと最後にLINEでやりとりをした日であったことを明かしていたのだが「3月28日に決まった時は僕も気づいていなかったが、ふとした時に母とのLINEを見ていたら、3月28日に最後のやり取りをしていて、“ああ、3月28日はそういう日なんだな”と思った。最初は11月3日、それが延期になって兄弟で揃ってベルトが取れるかなと思っていた1月24日も延期になった。まあ、母のいたずらかなって思います(笑)」と母への思いを巡らせた。