江川優生が前回敗れた椿原龍矢を相手に初防衛戦【3.21 K-1】

江川は「“これがPOWER OF DREAMだ”という試合を見せられたら」

　試合後に発覚した左足のケガについて江川は「ケガについては触れたくない。ばっちり練習はできているので、試合にはばっちりの状態で臨みたい」と語るにとどめた。そして前回の敗戦については「自分の全力だった。単に自分の実力不足だっただけ。スキルアップして新しい江川優生を見せられるように頑張る」と語った。

　前回の試合を経ての印象について椿原は「前回戦わせてもらって、めちゃくちゃ強かったり、圧力がすごかったということは分かっているが、それは過去の話。全部それは取っ払って、また一から最強の江川選手に挑ませてもらおうと思っている」、江川は「本当にうまい選手だと思うが、そのうまさをかき消して、江川優生の強みをぶつけてやろうと思っている」とそれぞれ語った。

　江川はこの間、ジムの先輩であった武居由樹がK-1を卒業し、ボクシングに転向するという大きな環境の変化があったのだが、「POWER OF DREAMを託されてしまったので、ジムの名を汚さぬように看板選手として“これがPOWER OF DREAMだ”という試合を見せられたらと思っている」とジムの大黒柱としての決意を語った。そして「由樹君も自分の試合の10日前くらいにデビュー戦がある。すごい試合を見せてくれると思うので、自分もそれに続いてしっかりと勝ちたい」と続けた。