村越優汰と芦澤竜誠の再戦はイデオロギー闘争の様相【3・21 K-1】
約3年3カ月ぶりの再戦となる村越優汰(左)と芦澤竜誠
芦澤のリベンジ予告に村越は返り討ち宣言
「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.1~」(3月21日、東京・東京ガーデンシアター)の追加カード発表会見が2月9日、東京都内で開催された。
スーパー・フェザー級のスーパーファイトで村越優汰(湘南格闘クラブ)と芦澤竜誠が対戦する。2人は村越のK-1ジャパングループ初参戦となった2017年12月のK-1後楽園大会で対戦。判定で村越が勝利を収めている。
村越はその後、「第2代フェザー級王座決定トーナメント」を制しK-1王座を獲得。卜部弘嵩を相手に防衛を果たした後に、武尊との対戦を目指し、階級アップ。2019年12月の横浜大会で武尊と対戦したものの、判定負け。昨年3月の「K’FESTA.3」ではKrushスーパー・フェザー級王者のレオナ・ぺタスにKO負けと両王者に2連敗と一気にトップ戦線から後退したものの、12月に山本直樹に判定勝ちを収め、復活した。
芦澤は2019年6月に大岩龍矢に敗れ、引退を表明したものの、昨年9月のK-1 DX「芦澤竜誠を殴りたいやつ、大募集」で現役復帰を宣言。12月のK-1両国大会で島野浩太朗にKO勝ちを収め、華々しく復活した。
会見の冒頭、芦澤は「前の試合を見てくれた人は分かると思うけれど、びっくりしたじゃないですか。強くなっていて、レベルが上がっていて。あれよりも次の試合はびっくりすると思う。それくらい毎日、自分と戦っている。毎日、やりたくないことをやって、やりたいことをやらずに頑張っているので、3月21日は俺が思っている通りの結果になると思う」とリベンジを予告すれば、村越は「そんな簡単に変わらないと思うので同じ結果にします」と返り討ちを宣言。