門脇麦は役さながらの箱入り娘?「事前告知なく撮影現場に両親が来る」



 門脇と石橋は東京出身のお嬢様、水原と山下は上京経験のある地方出身者という役どころ。箱入り娘・華子役の門脇は「お嬢さんと一言でいっても、いろいろなタイプがいる。華子は古風な印象があったので、その方向性で衣装も決めました」と衣装でのこだわりを明かし、華子の友人でバイオリニスト・逸子役の石橋は初挑戦のバイオリンに苦労しながらもその魅力にすっかりハマった様子。

 地方から上京し、自力で生きる美紀役の水原は「私もあこがれを持って上京したので、心境的にも美紀と通ずる部分があって、気持ちがリンクする瞬間もありました」と、役への共感を振り返り、美紀の友人を演じた山下は「相手役が希子ちゃんだからこそ出た空気感もあった」と、水原への信頼を改めて語った。

『あのこは貴族』は、2月26日より全国公開(東京テアトル、バンダイナムコアーツ配給)。