佐藤流司、植田圭輔らの朗読劇『濱マイク』が開幕! 劇団EXILE秋山真太郎の八面六臂の活躍にも注目

 


 白タク運転手で情報屋、マイクと行動を共にする星野光は、矢部昌暉(DISH//)と志村玲於(SUPER★DRAGON)のWキャスト。矢部は「まだまだ我慢が続く状況ですが、僕たちの『濱マイク』を見に来ていただくお客様のために最高のものをお見せするだけ。我が人生最悪の時というタイトルですが、お客様には我が人生最高の時と言ってもらえるように頑張りたい」。志村も「何回もやっているんですけど毎回最後には必ず感動する。何回も(見て)というのは難しいですけど、来ていただいた方には喜んで帰っていただけるように、そんなひとときを過ごしたい」と意気込んだ。


 紅一点の太田奈緒は濱マイクの妹役。「お兄ちゃんのマイクの情の熱さとか、人の温かさを感じさせられる作品。そういうものをお伝えできるようにがんばりたい」とやる気だ。



 


 劇団EXILEの秋山真太郎の活躍っぷりは見どころのひとつ。刑事、ストーリーテラー、チンピラややくざに台湾のマフィア、そして予想しなかった役どころ(?)まで数えられきれないほどのキャラクターを担当してオーディエンスを驚かせる。「原作の映画の世界観を踏襲しつつ、家族の愛の物語が強調されている」と語り、「家族を大切にしようと改めて思える作品になっているので、観劇に来ていただければ」と、落ち着いて話した。


 植田圭輔は作品の本作のキーマンである台湾から来たヤンを演じる。本作について「役者冥利に尽きるなと思える作品」とし、「個人的には海外の方を演じるというのが初めてなので、真摯に演じたい」。


 本作は「佐藤流司最強のハマり役なんじゃないかと思っている」と植田。佐藤は「ネットニュースの見出しになっちゃう」と笑っていた。


 23日まで同所で。21日にはmu-mo LIVEで、23日には360Channelで生配信がある。