柳楽優弥、モンゴルで監督から「鏡を見ないで」「マネジャーと話さないで」と言われた理由
映画『ターコイズの空の下で』先行プレミアム上映が19日、都内にて行われ、主演の柳楽優弥と共演のサヘル・ローズ、KENTARO監督が登壇。
資産家の祖父を持ち東京で自堕落に生きていた青年が、かつて祖父がモンゴルで捕虜生活を送っていた際に現地女性との間に生まれた娘を探すロード―ムービー。柳楽にとっては海外合作映画の初主演となる。
モンゴルで3週間、監督スタッフとともにゲル(移動式住居)生活をしたという柳楽。「ネズミにカップ麺を食べられたりもしましたが、満天の星で文句なし。本当に楽しかったです」とモンゴルでの撮影を振り返った。
また、KENTARO監督との出会いも特別だったと語り「日本語よりフランス語や英語のほうができるとか、パリ大学出身で、僕に説明するのも引き出しがすごくて、そういうところが好きすぎちゃって」と心酔しきり。
「コマーシャルみたいな演技はいやだ」と言う監督から求められた即興的な芝居も「僕がデビューした是枝裕和監督の演出もそうだったので、それが居心地よくて。20代はキャラクター的な役が続いたんですが、本作でまた自分らしく現場にいていいんだと気づかせてもらえた」とデビュー作『誰も知らない』を振り返りつつ同作への思いを語った。