迫力・ラグビー【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。



撮影/文章:森田直樹 (2021年2月21日 ラグビートップリーグ キヤノンイーグルスvsNTTドコモレッドハリケーンズ)

ラグビーの撮影は難しい。


ボールを持つ選手にタックルが入ると顔が写らなくなってしまう。

パス回しも速く次にボールを持つ選手を予測し先回りをしないと一番いい瞬間が撮影できなくなってしまう。


私が思うラグビーの魅力的なシーンの一つは、

タックルを受けてもなんとか倒れずに前に進もうとする選手達の迫力だと思っている。


それを確実に撮影するためにはもっとラグビーのことを勉強にしないといけないと感じた。

ルールを知り、選手の動きを理解する。

そうすればもっと迫力のある写真が撮影できるはずだ。


写真だからこそ伝わるラグビーの魅力を撮影していきたい。



 


■カメラマンプロフィル

撮影:森田直樹

1993年、奈良県生まれ。2014年、ビジュアルアーツ専門学校・大阪卒業後アフロに入社。

4年間のスタジオアシスタントを経て2018年よりアフロスポーツ所属。

スポーツ選手の心情を追い、選手たちの努力、成長や挫折、感動を写真で表現することを目指す。

スポーツ撮影を中心にポートレイトなどジャンルを問わず活動中。



アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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