早田ひなが延長戦を制して優勝!女子ファイナル、日本生命が3連覇【Tリーグ】

シーズンMVPを獲得した早田。(©T.LEAGUE)

村上監督「早田しかいない」


 日本生命の村上恭和監督は「ファイナルはダブルスで勝った方が8割勝てると思っている。第3マッチで早田が負けた時にまずいかなと思ったけど、なんとか勝ちきれました」と振り返った。ビクトリーマッチに早田を起用した理由は「相手は石川選手だと思っていたので、これは早田しかいないと。結果的に木村選手だったが、こうした場面は、勢いより経験が勝ると思っていた。最後は押し切れて良かった」と評価した。


 一方、準優勝のKA神奈川・石川佳純は「日本生命は安定感のあるチーム。結果として、負けてしまったけど、少しの差だった」とファイナルを振り返る。勝利した自身のマッチでは「前回ラリーで取られてしまうことが多かったので、今回はラリーになっても良いコースを狙って、強い球を打てるように心がけました。自信を持ってプレーすることができました」と振り返った。



「2020-2021シーズン プレーオフ ファイナル」(2月27日、東京・アリーナ立川立飛)
●木下アビエル神奈川(2-3)日本生命レッドエルフ〇
◆第1マッチ
●浜本由惟、長崎美柚(1-2=11-8、6-11、6-11)平野美宇、前田美優〇

◆第2マッチ
〇石川佳純(3-1=11-7、9-11、13-11、11-8)森さくら●

◆第3マッチ
〇木村香純(3-1=7-11、11-9、12-10、11-9)早田ひな●

◆第4マッチ
●長崎美柚(2-3=11-7、8-11、8-11、11-6、11-13)平野美宇〇

◆ビクトリーマッチ
●木村香純(0-1=10-12)早田ひな〇
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