新美貴士が強敵・斗麗からダウンを奪っての判定勝ちで初防衛に成功【Krush.122】

斗麗(左)がパンチで反撃(撮影・蔦野裕)

 試合は1Rから新美がずんずんと前に出て距離をつぶし、パンチ、ローキックを放っていく。斗麗は前蹴りで距離を取るが、新美はなおもプレッシャーをかけコーナーに詰める。斗麗は足を使って逃げると右ジャブ、ロー、前蹴りと新美を止めに行くが、新美は前進を止めずローを放っていく。斗麗は下がりながらもガードの隙間から左ストレート。そして左のカーフキックを効かせていく。


 2Rも新美の前進を前蹴り、ローで止めにいく斗麗。新美は左ストレート、右フックと放っていくが、斗麗は左のカーフに左ストレート、右アッパー、前蹴りと放っていくと、やや新美の前進が止まったかに見えたが、新美はすぐに前進を再開。スタミナを削られた斗麗はやや口が開き始める。