海人が対日本人11年負けなしの日菜太に勝って王座獲得【REBELS】

白幡(左)の左ミドル(撮影・上岸卓史)

スーパーフライ級タイトルマッチは挑戦者の白幡裕星が勝利


 ダブルメインイベントの第1試合では王者・老沼隆斗(STRUGGLE)に白幡裕星(橋本道場)が挑戦する「REBELS-RED スーパーフライ級タイトルマッチ」が行われ、3-0の判定で白幡が悲願の王座獲得を果たした。


 2人は昨年2月に対戦し、延長にもつれ込む熱戦の末、老沼が判定勝ちを収めた。白幡はその老沼戦がプロ初黒星。その後、2つの勝利を重ね、タイトル挑戦&リベンジマッチにこぎつけた。


 試合は1Rはともに蹴りを主体に攻撃を組み立てる。2Rになると白幡が左ボディー、左ミドルで主導権を握る。3Rになると老沼は右ミドル、前蹴りと繰り出していくが、白幡はその蹴り足をキャッチするとこかし、組み付いても老沼をこかしていく。4Rになると首相撲からのヒザの打ち合い。このラウンドも白幡が老沼をこかす場面が多い展開となる。その中でも白幡は前蹴りから左ストレート、コーナーに詰めてパンチの連打を浴びせると老沼の上半身がロープの外に出てしまうなど、白幡の攻勢が目に付くようになる。