那須川天心がキックボクシング人生について「悔いなし。今後は意味のある試合を」【RISE】
前日の志朗戦を振り返る那須川
「油断していたら絶対に勝てないと思っていた」
志朗については「RISEはいろいろな団体と違って実力主義。勝ち上がってきた者しか僕と戦えないというのがいいところ。そこで勝ち上がってきたのが志朗選手。皆さんはもう1回やるとは思っていなかったと思うが、勝ち上がってきた志朗選手の僕に対する執念や思いは誰よりも強かったと思う。僕も油断していたら絶対に勝てないと思っていた。今までは自分の持っている武器だけで戦える試合だったが、そうではない、いろいろな気づきや発見だったり、成長させてくれるような期間を設けてくれた楽しかった時間だった」と語った。
会見の冒頭では那須川の今後についてRISEの伊藤隆代表が「これからがカウントダウン、あと4~5試合」などと語っていたのだが、自らのキックボクシング人生については「正直もう悔いはない。キックボクシングというものをある程度広めることはできたかなって思うが、僕だけが目立つのではなく他の選手も育ってほしい。今はRISE=那須川天心となっていると思うので、それも含めてRISEに恩返しして。僕が例えボクシングに行った時でも、RISEに貢献できることがあればしたいと思っている」などとRISEへの思いを口にした。
そのカウントダウンについては「意味のある試合をしていきたい。例えば前回の裕樹さんとの試合とか。まったく違った意味のある試合でもいいし、ひとつひとつの試合に意味を持たせられる試合をしたい」と語った。