タモリと江口洋介「やっぱりうまいねえ」新しくなった本麒麟をゴクリ
CMでタモリが口にする「こりゃ、超えたね」というフレーズについて聞かれると、江口は「タモリさんの間から始まるんですけど、いろいろおいしいものを飲まれていると思うので、まずいものはハッキリまずいと言われる方だと思いますから。その時の間が……ドキドキする。緊張感がありましたね」。
タモリは「…間が?」と少し驚くと、「あれはねえ、やっぱりビールは口の奥の方で味わうのでそこまで来るのに時間がかかるんです。別に、間を溜めているわけじゃない。芝居じゃない」と笑った。
「飲みながら料理を作るのが好き」と、江口。ビールは肉のイメージがあったが、「味わい深くなって、魚料理にも合いそう」と想像を膨らませた。しかしタモリは「お言葉を返すようですが……基本的には酒と料理は合わないと思っていますので、まずはゆっくりと本麒麟だけを味わいたい。だから、エグっちゃん(江口)と同じようなことをしているんですよ。さあこれから飯を食べるぞというときに、注いで、飲みながら準備をする。ご飯ができたら一切飲まずにご飯を食べる。食べるのもいいでしょうが、先にこれだけを味わってほしい」と力説した。
イベントでは、三度注ぎを伝授。上部に膨らみがあって泡が溜まるようなグラスを選び、ギンギンに冷やしておく。1回目は豪快に泡を立ててグラスに注ぎ、泡をにらみながら「おいしくなれ、おいしくなれ」と泡が育つのを待つという。それが止まったら2度目で、今度はゆっくりと注ぐとモコモコと泡が成長する。最後はゆっくりと注ぎ、泡がグラスの縁より1センチか2センチぐらい上がったときが飲みごろだという。
タモリは「このタイプのビールはうまさが全然違います。ちょっと時間はかかりますが、みなさん、やってほしい」。
江口も「よりおいしく飲みたいですからね」と、味わいを確かめていた。
放映中のCMのほか、ウェブではメイキングも公開している。