大仁田厚が米AEWでの電流爆破デスマッチの“立会人”オファーをコロナ禍のため断念
AEWは2019年5月に旗揚げした新興団体ながら、クリス・ジェリコ、ランス・アーチャー、コーディ・ローデス、スティング、ダスティン・ローデス、マット・ハーディ、ザ・ヤング・バックス(マット・ジャクソン、ニック・ジャクソン)といったそうそうたるメンバーが在籍。米国内ではWWEに対抗する勢力として急躍進した大手の団体。ケニーは昨年12月、モクスリーを破ってAEW世界王座を戴冠したが、その決着戦の舞台で、有刺鉄線電流爆破デスマッチを要求した。
米国での電流爆破デスマッチは、2017年8月5日(同6日)にハードコア団体CZWが大仁田らを招へいし、大仁田、雷神矢口、保坂秀樹組vsマット・トレモント、リッキー・シェーン・ペイジ、ダニー・ハボック組のカードで1度だけ行われており、今回が2度目となる。
大仁田は「AEWはできたばかりだけど、世界最大手のWWEに対抗しようとする団体で、メジャーと言ってもいいでしょう。その団体が俺が作った電流爆破を団体最高峰の世界王座を懸けてやるというのは光栄に思います。本来なら、米国に行って、直接この目で見てみたかったんだけど、ポーゴさんへの義理立てもあって断念しました。AEWがどんな電流爆破を見せてくれるか楽しみにしてます。メジャー団体のAEWが、そして米国が電流爆破という試合形式を認めてくれたことに敬意を表したい。米国に認められたってことは世界に認められたようなものだから。コロナが落ち着いたら、俺がAEWに乗り込んで電流爆破をやってもいいし、日本で本家である俺のホンモノの電流爆破でAEWの選手と戦ってみるのもいいかもしれない」とコメントした。