パン好き必見!伊勢丹新宿店にパリ発の本格派ベーカリー「メゾン ランドゥメンヌ」登場
パティシエのロドルフ・ランドゥメンヌ氏とパン職人の石川芳美さんが2007年、パリで立ち上げたブーランジュリー・パティスリー「メゾン ランドゥメンヌ」。3日オープンの「メゾン ランドゥメンヌ新宿伊勢丹」では、百貨店初出店とブランド史上初のヴィーガンラインアップの発売を果たした。代表の石川さんはこう語る。
「パリのベーカリーは日本のコンビニエンスストアのように生活に欠かせない存在ですが、上質なものは高価で日常的には食べられません。私たちは季節感にこだわり、商品構成から価格帯まで“ちょっと頑張れば食べられる本当においしいもの”を目指しました。
新宿伊勢丹では他のお店で絶対に食べられないオリジナルなもの、たとえば本物のカンパーニュ生地の中に贅沢にラム酒漬けのイチジクを練り込んだパン オ フィグなど、あえてしっかりしたハード系のパンを量り売りで提供しています」
同店限定の「ヴィーガンメロンパン」「ヴィーガンプレドッグ」も話題に。
「私と夫はベジタリアンから発展的にヴィーガンとなり、フランスで100%植物由来の素材を使ったセカンドブランド『ランド&モンキーズ』も立ち上げました。
私たちはヴィーガン商品でもおいしさを諦めません。3年を費やして世界でも珍しい卵の代替食材『YUMGO(ユンゴ)』を開発し、すべての材料を植物性に置き換えています。メロンパンはクッキー生地のサクサク感がしっかりあって、中のブリオシュ生地はふわっとやわらかい。プレドッグは日本の方に喜んでいただけるよう、やわらかめのパンにボリュームのある大豆ミートのパテを挟んだ惣菜パンです」
同店では、今後も山椒とアプリコットなど、四季折々の食材を使った本格的なパンを開発中というから楽しみだ。