「桜金魚 舞い泳ぐ」アートアクアリウム美術館でお花見企画
日本橋のアートアクアリウム美術館で春の特別企画「桜金魚 舞い泳ぐ」が6日、スタートした。
日本の春を象徴とする桜をモチーフにした作品の展示や特別展示を期間限定で開催するもの。桜錦、桜琉金、桜東錦、桜だるま琉金など、桜にちなんだ品種の金魚が集結。さらに、会場全体が桜色に染まるなど、アートアクアリウムならではのお花見気分が楽しめる。
アートアクアリウム美術館の人気作品のひとつ「金魚の杜」は、エリア内の床一面が桜色のじゅうたんをイメージしたピンク色に変わり、水柱を照らす光の演出、空間の演出もあいまって、新感覚の桜体験を楽しめる。
生きるアートである金魚を展示する金魚コレクションエリアには、桜の花びらをかたどった江戸切子やクリスタルとファイバーライティングを織り交ぜた枝垂桜のトンネルが出演する。そのほかにも、桜の花に形どられた水槽の中を桜だるま錦が泳ぐ「サクラリウム」、アートアクアリウム美術館の顔である作品「巨大金魚鉢花魁」には、サクラにちなんだ品種の金魚が集結する。
そのほかの展示においても、桜と金魚が織りなすアートを楽しめる。
館内の、水戯庵ラウンジでは、桜をモチーフにした期間限定のスイーツやドリンクも登場する。
アートアクアリウムアーティストで総合プロデューサーの木村英智は「この全てが止まってしまったような、やり場の無い我慢の日々でも春は訪れます。どうか 一瞬だけ、皆さまを“桜色の非現実世界への旅”にお連れできればと心から願っております」と、メッセージを寄せている。
春の特別企画「桜金魚 舞い泳ぐ」は5月9日まで。8日からはフォトコンテストも開催する。