女子ミニフライ級トーナメントの組み合わせが決定。山本ユノカvs大倉萌、宮﨑若菜vs AKARI【RISE】

準決勝第1試合で対戦する山本ユノカ(左)と大倉萌

元ボクシング王者と空道王者が対戦


 山本はプロボクサーとしてWBA女子世界ライトミニマム級とOPBF女子東洋太平洋フライ級の2つの王座を獲得。その後、キックボクシングに転向し、現在4戦2勝1敗1分の戦績を残している。


 対する大倉は大道塾の空道で2017年に「北斗旗全日本空道体力別選手権大会 女子-215クラス」で優勝。昨年1月にキックボクサーとしてプロデビュー。そのデビュー戦でいきなりTKO勝ちを収め、昨年開催された「QUEEN of QUEENS」に大抜擢された。戦績は2戦1勝(1KO)1敗。


 会見で山本は「誰が相手になってもやることは全て同じだと思っているので、萌選手と対戦するとなったからといって、こういう対策をしようとはあまり考えていません。自分の力を残り1カ月弱でどれだけ伸ばしていけるかということに重点を置いて、試合まで準備していきます。ボクシングで世界王者になっているので、他の3選手よりパンチ力、パンチのスピードはあると思っている。そこは勝っているところだと思います」とボクシングテクニックに自信を見せた。


 大倉は「ユノカさんとは練習もさせていただいて、本当にパンチが強いということは重々存じ上げているので、そこは前回のトーナメントに出場させていただいて学んだことを出して、前回とは違った自分で戦っていこうと思います。楽しみです。他の選手よりポテンシャルがあると思っております。今回3戦目ということで、前回、前々回と違う私を見せられるんじゃないかと思っています」と「QUEEN of QUEENS」出場で学んだことと、まだプロ2戦ということからの伸びしろでトーナメント優勝を目指す。