車いすマラソン、東京パラ内定へラストチャンスも厳しい結果に

陸上自衛隊立川駐屯地で開催された「Challenge Tokyo Para 42.195km in 立川」(写真・PARAPHOTO 内田和稔)

 車いすマラソンのレース「Challenge Tokyo Para 42.195km in 立川」が7日、陸上自衛隊立川駐屯地で開催された。東京パラリンピック出場権をめぐりラストチャンスとなる中、寒さと風の影響で厳しいレース結果となった。


 パラリンピックの車いすマラソンは各国3名が出場できるが、現在、日本代表に内定しているのは男子1名、女子0名。2021年4月1日付けの世界ランキングで代表が選ばれることから、東京パラリンピック出場に向けてランキングアップを目指す選手には最後のチャンスとして、急遽、箱根駅伝の予選会で使用された陸上自衛隊立川駐屯地内でフルマラソンが実施された。男子9名、女子2名が出場。


 レースは新型コロナウイルス感染防止のため無観客で開催。一周約2.5kmのトラックを16周する周回レース。フラットで上り坂がないためタイムが出やすいと言われるものの、変化のないコースで精神力も求められた。



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