ぱんちゃん璃奈が4月に復帰戦。強豪のタイ人選手を調整中【4・25 KNOCK OUT】

新調されたKNOCK OUTのベルトに「キラキラしてる」

「ヒジで切ってみたいという夢は持っている」とヒジありルールにも意欲


 ケガで欠場中の練習やコンディション作りについては、SNSで元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏のジムでも練習していることを明かしているのだが「長い距離だと蹴る、近い距離だと組んで勝つ、というスタンスだったが、近い距離でも打ち合える技術をつけたいと思って(内山氏のジムに)行き始めて、だいぶ変わってきている。そこで教えてもらったことをキックボクシングのコンビネーションにどう生かすかということを会長に教えてもらって、組み立てている。次は蹴りだけじゃないと思ってもらえたら」とパンチに磨きをかける。


 また昨年の新型コロナによる自粛期間以来の試合間隔となるが「コロナの時は練習もできない時期もあったが、今回は毎日練習ができているので、変わっていると思う。ボクシングジムに通いだしたということもあれば、フィジカルトレーニングも下半身をメインに鍛えている。パワーだけではなく当て勘やテクニックといったこと全部を考えて練習をしている。あとは管理栄養士さんに頼んで食事も変えた。ケガをしない体づくりをしている。やはりキックボクシングを遅くから始めたので、誰とも違うことをしないとトップには立てないと思っているので、今は全部に力を入れている。誰が対戦相手になっても、私のほうがキックに対して(時間を)費やして考えているなというところはあります」と話した。


 またこの日は新調されたKNOCK OUTのベルトを持っての登場となったのだが「REBELSのベルトとは違う良さがある。キラキラしている。めちゃめちゃカッコいい。こんなにカッコいいベルトの団体ってありますか?っていうくらい。すごいテンションが上がってます(笑)」とやや興奮気味。現在、KNOCK OUTでは女子はヒジなしのBLACKルールの王座しか認定されていないのだが「黒のベルトで日本人敵なしになってからヒジありルールに挑戦してみたいと思う。いつかはヒジで切ってみたいという夢は持っているので(笑)、いつかは狙っていきたい」とヒジありの試合にも意欲を見せた。


 この発言に宮田氏は「こんな若い女性がヒジで人を切りたいという夢を胸に秘めているなんて…。REDルールの女子の試合は想定外だったが、可能性が出てきたかなと思う」と語った。



「KNOCK OUT 2021 vol.2」(4月25日、東京・後楽園ホール)
〈この日発表されたカード〉

◆KNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
バズーカ巧樹(王者/菅原道場)vs 大谷翔司(挑戦者/スクランブル渋谷)

◆スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK(契約ウェイト未定)/3分3R・延長1R
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)vs TBA(調整中・後日発表)

◆KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R・延長1R
小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺)vs 銀次(Next零)

◆KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級/3分3R・延長1R
炎出丸(クロスポイント吉祥寺) vs 加藤和也(ドージョー☆シャカリキ)

◆KNOCK OUT-BLACK女子45.0kg契約/2分3R
川島えりさ(クロスポイント吉祥寺)vs 井上弥生(橋本PREBO)
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