小笠原瑛作が新生KNOCK OUTのメインをKOで締めくくり改めてエース宣言【KNOCK OUT】

判定勝ちに龍聖(左)はこの表情(撮影・蔦野裕)

龍聖が大脇に判定勝ち。連続KO勝ちが「6」でストップ


 第6試合ではフェザー級BLACKルールで龍聖(TRY HARD GYM)と大脇武(GET OVER)が対戦。龍聖が判定勝ちを収め、プロデビューからの連勝を「7」に伸ばしたが、連続KO勝ちは「6」でストップした。


 大脇は今年1月に行われた「REBELS ~New Year Festival~」でREBELS初参戦。ここで小笠原裕典にダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収め、大きなインパクトを残し、連続参戦につなげた。


 試合は終始、プレッシャーをかけ前に出る龍聖に対し、大脇は下がりながらも左のカウンターを狙っていく。龍聖は右のロー、ミドル、ハイ、そして強烈なボディーブローに首相撲からのヒザといつ倒れてもおかしくないような攻撃を繰り出していくが、大脇は正面からややずれた位置に立ち、巧みなディフェンスと打たれ強さを見せる。大脇も左のパンチやローキック、時折見せるアッパーなど反撃を見せたが単発で龍聖を脅かすには至らない。3R終了のゴングが鳴り、龍聖はコーナーに戻ると「終わった」と苦笑いを浮かべた。



「KNOCK OUT ~The REBORN~」(3月13日、東京・後楽園ホール)

◆メインイベント(第8試合)KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級王座決定戦 3分5R・延長1R
○小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)(3R1分24秒、KO)KING強介(京都野口ジム/Team fight bull)●

◆セミファイナル(第7試合)フェザー級 REDルール 3分3R・延長1R
○安本晴翔(橋本道場)(2R1分18秒、KO)ペットシラー・FURUMURA-GYM(FURUMURA-GYM)●

◆第6試合 フェザー級 BLACKルール 3分3R・延長1R
○龍聖(TRY HARD GYM)(判定3-0=30-27、30-27、30-28)大脇 武(GET OVER)●

◆第5試合 スーパーバンタム級 REDルール 3分3R・延長1R
○壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)(判定3-0=30-29、30-29、30-29)古村 光(FURUMURA-GYM)●

◆第4試合 KNOCK OUT-BLACK スーパーミドル級王座決定トーナメント準決勝 3分3R・延長1R
○松倉信太郎(TRY HARD GYM)(2R2分14秒、KO)渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)●

◆第3試合 KNOCK OUT-BLACK スーパーミドル級王座決定トーナメント準決勝 3分3R・延長1R
●吉野友規(スタージス新宿)(2R2分9秒、TKO)田村 聖(拳心館)○

◆第2試合 KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王座決定トーナメント準決勝 3分3R・延長1R
●与座優貴(橋本道場)(延長判定1-2=9-10、10-9、9-10 ※本戦判定1-0=30-28、29-29、29-29)宮越慶二郎(拳粋会宮越道場)○

◆第1試合 KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王座決定トーナメント・準決勝 3分3R・延長1R
○鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)(1R1分25秒、KO)久保政哉(Monolith)●
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