国内ライト級王者対決の武田光司、久米鷹介ともに「タフな試合」を予想【RIZIN】

久米は「地力のある強い選手」と武田を警戒

ライト級王座も視野に入れる


 レスリングで実績がある武田の組み力については「組みが強いというのは強みだと思う。グレコの実績もあるので、そこについては今までやったことのない相手だということは想定している」と警戒。しかし「総合格闘家としての自分のレベルを上げたいと思い、取り組んできた。MMAの試合なので、自分が高めてきたものをぶつけていく」などとトータルで上回るつもり。


 王者同士の対戦ということについては「パンクラスで応援してくれた方々はパンクラス王者の強さを証明してほしいと思っていると思う。その応援をエネルギーに変えて当日ぶつけたい」と話した。


 またRIZINではライト級王座制定の動きもあるが「自分もそこに加われるように一戦一戦勝ち進んでいくしかないと思っている」と話した。RIZINの榊原信行CEOは今大会でホベルト・サトシ・ソウザが勝てばムサエフとの「ライト級初代王者決定戦を行いたい」とも語っているのだが、久米は「自分は強い選手に向かっていくのがモチベーションになっている。強い相手を用意してくれれば、それに向かって全力で作っていくだけ。その先にベルトは絶対に見えてくると思っている」とライト級王座も視野に入れた。