新星・平良達郎が日本軽量級の実力者・前田吉朗を61秒でスリーパー葬【修斗】

魚井(左)の左フック(撮影・荒木理臣)

後藤丈治が魚井フルスイングを完封し判定勝ち


 第5試合では65.8kg契約で魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)と後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A.)が対戦。後藤が3-0の判定勝ちで修斗参戦2戦目で初勝利を挙げた。


 後藤は昨年4月に開催された「Road to ONE:2nd」で元環太平洋王者・祖根寿麻を1Rにニンジャチョークで一本勝ち収めている。昨年9月に修斗に初参戦し藤井伸樹に判定負けも激闘を繰り広げた。


 魚井は2017年の修斗年間表彰でM.I.P.(最も印象的な活躍をした選手)を獲得。2018年から19年にかけ修斗とRIZINで4連勝したものの2019年9月の田丸匠戦から3連敗。昨年11月にはRISEでキックルールで中村寛にKO負けを喫し、現在4連敗。しかしその中村戦では左フックで中村が右目を眼窩底骨折するなど、その左フックの破壊力は抜群だ。


 試合は1R序盤から魚井が序左フックを振り回す。後藤は見極めもらわない。後藤の左ミドルをキャッチして左フックを振る魚井だが、後藤は片足になりながらも絶妙なボディーバランスでパンチを回避。