山崎秀晃が不可思を1RKOし「これがゴールデンフィストだろ!」【3・21 K-1】

このカウンターの左で不可思がダウン(撮影・蔦野裕)

山崎「K-1が優遇しすぎかなと思う」


 山崎は試合後の会見で「有言実行じゃないが、山崎らしい試合を見ていただけたんじゃないかなと思う。先月、娘も生まれて勝利で自らを祝福できたんじゃないかと思う」と試合を振り返った。


 不可思については「ローの多い選手できっと足を狙ってくると思っていた。最初からプレッシャーかけてきたんで、自分もケンカ上等の気持ちでやった。まだ僕の相手には早いなと思う。こういう形で締められて良かった」と話した。そして「ちょっとK-1が優遇しすぎかなと思う。安保選手とのタイトル戦もそうだが、前回、鈴木選手に一つ勝って今回、K’FESTAで僕と対戦ということで。僕もつらい時期があって、瑠久、寺島、堀井翼らとやってきたが、彼も一から実績を作って上がってきてほしい」とも話した。


 短期決戦になったことについては「相手が来たということもあるが、3週間くらい前に眼窩底骨折を再発して、右目が全く焦点が合っていない状態なので、長い試合よりも早期決着というかパワープレーに出ようと思っていた。代表と毎日のように試合を流したほうがいいかどうか相談しながら、周囲にも家族にも迷惑をかけながら、今日を迎えた。不安だったがこういう形で終われてよかった」と眼窩底骨折の状態でリングに上がっていたことを明かした。