音楽フェス主催授業者らが野外ミュージックフェスコンソーシアムを設立
人気野外音楽フェスを主催する事業者7社らが発起人となり「野外ミュージックフェスコンソーシアム」を22日、設立した。野外音楽フェスの発展を通じた地方経済への貢献と、持続可能なフェス文化形成が目的。
発起人は、SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER(株式会社スペースシャワーネットワーク)、RISING SUN ROCK FESTIVAL(株式会社ウエス)、ARABAKI ROCK FEST.(株式会社ジー・アイ・ピー)、FUJI ROCK FESTIVAL(株式会社スマッシュ)、ROCK IN JAPAN FESTIVAL(株式会社ロッキング・オン・ジャパン)、SUMMER SONIC(株式会社クリエイティブマンプロダクション)、RUSH BALL(株式会社グリーンズコーポレーション)。
コンソーシアムでは、地方との連携事例を共有したり、コロナウイルス感染症対策などを中心とした安心安全なイベント開催に向けてガイドラインを策定し周知するとともに、政府や行政、自治体への要望を行う。
野外イベントは屋内でのイベントに比べ、密閉が少なく感染リスクが低いことに加え、それぞれのイベントが連携してルール作りとその周知をすることで、安心・安全な野外フェス開催の拡大を目指すという。
夏フェスを筆頭に、日本全国で年間300件近い野外音楽フェスが開催されており、数万~数十万人を動員する大型のイベントもある。昨年はその多くが、コロナウイルス感染症の影響で開催中止を余儀なくされた。