宮﨑小雪が紅絹を破り王座獲得。「天国のお母さんに一番になった姿を見せることができて良かった」【RISE147】

紅絹の左ハイ(撮影・荒木理臣)

 4Rはこれまで3Rまでしか経験がない宮﨑にとっては未知の領域。逆に経験豊富な紅絹は手数を増やし、飛び込んで左フック。2人のパンチが交錯も、組み合うと宮﨑がヒザ。距離を取っては宮﨑が左ミドル。宮﨑の右ハイは紅絹がガード。紅絹は左フックも距離が詰まり、パンチは単発になってしまう。


 5R、宮﨑が右ミドル。初の5Rだがスピードは落ちない。紅絹は距離を詰めて左のパンチを当てていく。宮﨑は前蹴り、右ミドルで距離をコントロール。それでも踏み込んで紅絹は左ストレート。残り1分、宮﨑のミドルに紅絹がストレートを合わせる。組み合う展開が増えるが、ともに最後までパンチを繰り出していく。


 試合は判定となり、1人が49-49のドローとしたものの、残る2人が49-48で宮﨑を支持。宮﨑が勝利を収めた。宮﨑は3月31日までは高校生とあって、現役JK王者の誕生となった。