KO-D無差別級王者・秋山準が樋口和貞の挑戦を退け4・11後楽園で男色ディーノを迎撃へ【DDT】

バックステージでコメントする男色ディーノ

「俺はディーノをリスペクトしてる」


 ディーノ戦について、秋山は「別にディーノについて、簡単だからどうのこうの言ったわけじゃなくて、俺の発言に一番最初にアイツがいろいろ反応してたし、そういうヤツに来てもらおうと。ただ俺は俺のやり方でやるから。俺も大人げないことはしないよ。どこまで俺がいくか考えないといけない。それもまたアイツとやる楽しみでもあるから。どこまでいって、どこを断つか。それもギリギリでしょうね。プロレスラーとしてのセンスも問われるし、ダメってなったら俺がダメになるかもしれないし。だから逆に今の試合よりも、ディーノの試合のほうが難しいかも分からない。頭を使うから。若いヤツらとは体力。自転車ガンガンこいで心拍数を上げて練習していればなんとかついていける。ただアイツにはそれだけじゃなくてここ(頭)を使わないといけないから。大変だと思う。アイツを一切バカにする気持ちはないし、アイツをDDTのなかで一番リスペクトしているかも分からない。ここまで男色ディーノという名前をDDTでつくり上げてきた。DDTが上がってきたのは、もしかしたらアイツの力がかなりあるのかも分からない。それで俺が入ってきてチャンピオンになって、もうみんなアイツを応援してやってくれ。100対0でいいや。俺は慣れているから」と話した。


 ディーノは「秋山準と私がリングでタイトルマッチを争います。24年前の高木三四郎に言ってやりたいね。ここまできたってね。後は私が勝つから。私が勝ったらベルトを持つわけでしょ? ということは、ひょっとしたら次何にすればいいの? ア○ル電源とケツゾンビに反応してた。じゃあいっそのことア○ルキ山準として活動してもらおうかな」と述べた。


 一方、最大の屈辱を味わされた樋口は「今日の悔しさは絶対に忘れません。必ずあのKO-Dのベルト、自分が巻きます。絶対今日の負けは忘れません」と唇をかみしめていた。



DDTプロレス「Judgement2021~DDT旗揚げ24周年記念大会~」(3月28日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
クリス・ブルックス&●小嶋斗偉(10分51秒 逆エビ固め)岡田佑介○&飯野雄貴

◆第二試合 30分一本勝負
○高尾蒼馬(6分19秒、片エビ固め)岡谷英樹●
※ジントニック

◆第三試合 30分一本勝負
○男色ディーノ&大石真翔&赤井沙希(9分16秒、ゲイ道クラッチ)大鷲透&彰人&中村圭吾●

◆第四試合 KO-D8人タッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉青木真也&●スーパー・ササダンゴ・マシン&アントーニオ本多&平田一喜(9分48秒、片エビ固め)高木三四郎&納谷幸男○&力&なべやかん〈挑戦者組〉
※バックドロップ。青木組が初防衛に失敗、チーム・サラブレッドが第4代王者組となる。

◆第五試合 DDT旗揚げ24周年記念スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○HARASHIMA(6分3秒、片エビ固め)坂口征夫●
※蒼魔刀

◆セミファイナル DAMNATIONvsThe 37KAMIINA! 30分一本勝負
佐々木大輔&遠藤哲哉&火野裕士&●マッド・ポーリー(16分8秒、ジャーマン・スープレックス・ホールド)竹下幸之介○&上野勇希&勝俣瞬馬&MAO

◆メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○秋山準(21分10秒、片エビ固め)樋口和貞●〈挑戦者〉
※延髄へのランニング・ニーバット。第76代王者が初防衛に成功。

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