「1作目は佐藤健と心中するつもりだった」大友監督『るろうに剣心』最終章への思い
映画『るろうに剣心』トークイベントが2日、都内にて行われ、シリーズを手掛けた大友啓史監督が登壇。第1作目から10年をかけたシリーズの完結作やキャストたちへの思いを語った。
和月伸宏による大ヒットコミックをオールスターをそろえ映画化した大ヒットシリーズ。佐藤健が演じる主人公の剣客・緋村剣心と仲間たちの戦いを描く。
この日は、映画『るろうに剣心』シリーズ過去作一挙上映記念として開催された、1作目および最新作『るろうに剣心 最終章 The Final』有料試写会付きのトークイベント。
満員の客席に感激しきりの大友監督。2012年に公開された第1作目について、「フリーになって1作目だったので、先のことなんて考えられなかった。今でこそ佐藤健くんはこうですけど、当時は“抜擢”と言われた。22歳の若者と心中するつもりで会社を辞めた。とにかく誰も傷つかない形で着陸させようと、できることはなんでもした」と、NHKを退社し挑んだ1作目を振り返った。